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ICYE ON AIR | Returnee Talk | Ep.1 Tanzania 報告

2020.7.8コラム

2020年6月14日(日)タンザニア、大阪、東京をつなぎタンザニア国際ボランティア元派遣生のお二人とおしゃべりリターニートーク開催しました!

今回お話してくれたのは
【スピーカー紹介】
白川 千尋さん:1992年生まれ。2014年夏にICYEを通してタンザニアで6ヶ月間活動。活動先は障がい児福祉施設。
“自分の足で行って、目で見たい。そんな気持ちが初めて芽生えたのは、大学一年生のとき。その後、アフリカはルワンダとタンザニアへ。またいつか帰ってくる場所と思い続け、今はタンザニアの旅行会社で働いています。”

【スピーカー紹介】
上西 佑衣さん:1992年生まれ。2014年冬にICYEを通してタンザニアで1年間活動。活動先は女性支援施設。

“幼少期よりアフリカの魅了に取り憑かれ、学生の頃にタンザニアへ。「アフリカの水を飲んだ者はアフリカへ帰る」という諺のごとく、どうしてもアフリカが頭から離れず、日々帰りたがってるフリーランスデザイナー。”

以下今回のリターニートークの内容を少しだけ公開します!

【アフリカあるある】
物がよくなくなる。。。
盗まれているのでは無く、そこにあったから使っただけ、物はみんなでシェアするもの!自分の物がなくなったら、「無いものは無い。」苛立つことも、怒ることもなくただ事実を受けいれる。。。

【同僚たち】
プロジェクト先のマネージャーと上手くいかなかった。周りの職員の人達が優しくそして明るく慰めてくれた「気にすんな!」重く考え過ぎるのは時間の無駄だね!

【なぜICYE?なぜタンザニア?】
旅行でアフリカへ→どハマりアフリカに住んでみたい!
国際協力を大学で勉強していて、現地に深く入って行ける国際ボランティアで行くことを決めた。
長期的に比較的安い金額で行けるICYEの国際ボランティアボランティア

【アガった話】
ずっと会ってみたかった、むしろ自分自身がなりたかった憧れのマサイにやっと会えた!
流れ星と天の川が毎日見れるタンザニアの広大な大自然!

【強烈なあの人】
相性が合わない人は世界中どこにでもいるのよ。同期ICYEボランティアのジェーン......

【強烈なあの体験】
クリスマス前夜の悪魔降臨プロジェクト先の施設の女の子が悪魔に取り憑かれた!?
素手で蜂の巣撤去するおにーちゃんたち
タンザニアで歯が欠けるご飯の中に石が、、、

【タンザニアご飯】
タンザニア飯と日本調味料の組み合わせにハマる♡

【ファミリー】
ご近所さん・地域の人もみんな家族!いつでも家誰かがいる・
ホストブラザーの大学の卒業式にも参加!
街中では「日本人は自分だけ」目立つので皆んな覚えられる。

【死ぬかと思った話】
マラリアにかかった!?
盗賊に襲われる。。。

【恋の話】
乗合バスで憧れのマサイに逆ナン!
お隣のおじさんから求婚される!

【Special Guest 登場!】
ICYEタンザニア事務局長のHassan登場

【帰国後のキャリア】
普通に就職したものの合わず、デザイナーとしてフリーランスで活動中
今後はまだまだわからないけど、ICYEで出会った世界中との繋がりを活かした道を選んで行きたいな。
大学卒業後、旅行会社に就職、数年勤務した後にその会社のパートナーであったタンザニアの会社に就職し、タンザニアライフを満喫中

【今後の目標】
社会問題の側面だけに目を当てすぎず。自分が好きな、クールなアフリカ広めたい
タンザニアライフを「お腹いっぱい」になるまで経験する

全編はICYEジャパンFacebookページからご覧頂けます。
https://www.facebook.com/icyejapan

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動画の中でも語っていますが、アフリカと聞くと「国際協力」「援助」「支援」といった言葉だけが先行し、そこに住む人々の日常や生活文化に目を向けにくくなっていることが多いと思います。国際協力、社会問題の解決の為に力を尽くす事はもちろん大切です。でも、その前に、その根っこに無くてはならないものは、その人たちが好き、その国が好きだという事。

今回の二人からは、ツッコミどころ満載そんなタンザニアの暖かさに惚れてしまった!という気持ちが強く伝わって来ました。旅行でもなく、留学でもなく、協力隊でもなく、その国の深くに入り込んで家族のように生活する。支援どころか、右も左も分からない自分のほうが助けてもらってばっかり。そんな国際ボランティアだからこそ気づける事、繋がれる人たち、たくさんいると思います。

乾燥した空気を、砂埃を肌で感じて、人々の喧噪をホストファミリーや町の人たちとの何気ない会話、その一つ一つに「気づき」があるのだと思います。

国際協力、社会問題の解決などに関しての、知識を詰め込むのは、やる気が起きれば後からいつでもできる。でもこの肌で感じる経験は、その時のその場所でしか味わえない感覚や気づきです。そしてそれは一生残る感覚だと思います。自分のアフリカ1年間経験も重なりながら二人との会話は盛り上がって行きました。

ICYE On AIR | Returnee Talk | では、お話を聞かせていただけるリターニーの皆さんを募集しています!ご自身の体験をオンライン対談形式で語っていただける方はICYEジャパン事務局 又吉(office@icye-japan.com)までご連絡下さいませ♪